睡眠に影響する行動

腸内環境を整えることは睡眠の改善に役立ちます。なぜなら、腸内細菌が宿主(人)の概日リズムの安定化に影響力を持っているからです。

起床時に太陽を浴びることは、生物の概日リズム(サーカディアンリズム)を整えるという効果があります。概日リズムを整えることができれば、いつもほぼ同じ時間に眠れることができると想像できます。眠気を感じる時間が同じになるのですから。同じ時間に起き、同じ時間に朝食を食べ、同じ時間に便意を感じる。これらも概日リズムを整えることで可能になります。

Cold feet and prolonged sleep-onset latency in vasospastic syndromeという研究論文によると、就床の2時間前に30分間40℃の胸中間部までの入浴で、睡眠潜時の短縮や中途覚醒時間の減少がみられました。